5/30現在のポートフォリオ - 還暦からの資産運用

先週の株式市場は上昇しました。週前半トランプ関税の差し止め命令でリスクオンとなったものの週後半には撤回でリスクオフと引き続きトランプ関税の不透明感に左右される展開となっています。注目のエヌビディア決算は売上・EPSが市場予想を上回りAI需要は依然堅調なことが確認されています。 一方で先週公表されたQ1のGDP成長率は、当初見込み▲0.3からは上方修正されたものの、▲0.2とここ3年来初のマイナス四半期となりました。その結果、FactSetによるとアナリストは2025年CYのEPS予想を3.5%引き下げ、274.12ドルから264.49ドルとなっており、４月の急落で調整されたように見えたバリュエーションは22.35倍と割高になっています。 セクターレベルでは、エネルギー(-17.6%)と素材(-11.8%)のセクターが牽引し、10セクターで2025年CYのボトムアップEPS予想が減少していま