九州新幹線 新八代駅ホーム無人化 県内２カ所目、17日から - 熊本日日新聞

ＪＲ九州が１７日のダイヤ改正に合わせて、九州新幹線の新八代駅ホームを無人化することが９日、分かった。赤字が続く鉄道事業のコスト削減策の一つ。県内では全国で初めて実施した新玉名駅に続き、２カ所目。 同社によると、新八代駅では上下線に１人ずつ配置された駅員が車掌とともに出発時の安全を確認し、転落防止のホームドアを手動で開閉している。 無人化後は車掌が１人で業務を担う。安全対策としてホームを監視するカメラの増設などを予定している。 同社は「運営効率化のため、安全面やサービス面に配慮しながらホームの無人化を進めている」と説明。八代市など関係自治体に無人化する方針を伝えているという。 これに対し、同市の中村博生市長は「乗降客の安全を守るため、ホームに駅員を残すようＪＲ九州に要望していたのだが」と落胆の表情を浮かべた。 同社からは「先行してホームを無人化した新玉名駅で特に問題は起きていない」と説明を受