投げ槍、投石……「遠方からものを投げる」武術史、軍事史

「槍投げという技術体系はどこで生まれて、どう発展したのか？日本にその技法（武芸）は無かったのか」から話が広がって、「投石（石つぶて）」の話とか、ローマの戦闘やアフリカの狩りの話になったり。 「自分は安全な距離にいて、敵を殺したい」が軍事の普遍思想なら、鉄砲、大砲、ミサイル、無人機（ドローン）…とつながる、その最初の先祖が、古代人の拾った石であり、投げた槍なのかもしれません。

[gimonfu_usr]

（ "高価な火薬を使用しながらも、金の掛からない石も重要な武器" ）　／

[kousyou]

グロスマンのは続編の『「戦争」の心理学』も読んだけど、どこまで内容に信を置いていいか判断に困る本だったなぁ。殺人への抵抗感の話とかも含めて、著者の思い込みが強いと思うんだけど。

[gryphon]

槍投げの話だが、投げやりにまとめたわけではない。（※ここ、おもしろいところです）