「5大商社勤務という優越感で満足できる人なら、理想の会社」たった2年で退職を決めた、若者の本音

世のハイスペックな男女は、一流企業に勤めてバリバリ稼ぐ。何も苦労もせずに働き、華やかな印象だ。 だが、そんな一流企業を辞める人も多く存在する。では、なぜ彼らは退職という道を選んだのだろうか？ そこにはその業界、その企業に勤めた人にしかわからない、光と闇が広がっていた。 Vol.3では、高年収かつグローバルな舞台で活躍できるというイメージが強い「総合商社」にスポットを当てる。 新卒で入社した男性が語る、エリート商社マンたちのリアルとは？ 取材・文／風間文子 前回の記事はこちらから メガバンクには昔から変わらない“ある慣例”がある！熾烈な出世レースを勝ち残るため、彼らは… スーパープロジェクトマネージャーの活躍がまぶしい 【今回の取材対象者】 名前：尾崎涼太さん（仮名・27歳） 職歴：5大商社（2年）⇒IT系企業 年収推移：500万円⇒800万円 最終学歴：京都大学 「いいか、涼太。世界は広い