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登美彦氏、東へ - この門をくぐる者は一切の高望みを捨てよ
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登美彦氏、東へ - この門をくぐる者は一切の高望みを捨てよ
登美彦氏は、気に入った形にまとまらない書き物に嫌気がさしたので、ぶらりと地下室を抜け出し、地下鉄... 登美彦氏は、気に入った形にまとまらない書き物に嫌気がさしたので、ぶらりと地下室を抜け出し、地下鉄東西線に乗りこんだ。 「とりあえず東へ行こう。なむなむ!」と氏は呻いた。 「三条京阪の次が京都市役所前で、その次が烏丸御池だ。二条城前で、二条で、その次が名古屋、それから横浜、品川、そうすればもう浅草だ」 そういうわけで登美彦氏は浅草で下車した。 登美彦氏は雷門を見上げ、浅草寺の界隈を歩き廻り、なんだかアリガタイ御利益があるらしい煙を頭に浴び、溶け残った雪を蹴飛ばし、道行く人に酩酊して意見している人を見物した。 「こんな近所に浅草があったのなら、もっと前から遊びに来ればよかったのだ。文明開化というものは侮れん!」 そうして浅草を満喫した登美彦氏は、総決起集会の場所へ向かった。 どこまでも延びていく長い長い商店街の一角、鯨の店があり、そこで日本妄想大賞日本ファンタジーノベル大賞を頂いた妄想つかい作