相容れない意見を「間違っている」とすることについて - 国家鮟鱇

ネットの話題は目まぐるしい。この話題はもう鎮静化しちゃたんですかね。ここが肝心なことだと思うのだけれど、田母神氏の更迭理由は「政府見解に反する」からですよね。「間違っている」からじゃありませんよね。 そもそも「間違っている」という判断を誰が下すことができるのだろうか？個人的見解であればそれは可能だし、実際多くの人が間違いだと言っているけれど。 俺は、思想・信条の自由だとか、言論の自由をとかを肯定しておきながら、「間違っている」からという理由で安易に意見を排除するような行為は、とても危険だと思っているんですね。それならば、相容れない意見を排除する行為の方がはるかにましであると。 なぜなら、後者は相容れない意見を意見であると認めた上で、相容れないという理由で排除しようとしているのに対し、前者はその意見をそもそも意見であると認めていないから。「間違っている」とはそういうことでしょう。 そのことに

[munchcarl]

書かれている「間違っている」の定義が判らない。彼の論文の内容は間違ってるし、立場を顧みず怪しい会社に懸賞応募することも間違ってるし。沢山間違いがあるけどれのこと言ってるの？

[JuliusCaesar]

｢間違い｣を排除するリベラルの矛盾。

[zyugem]

でもやっぱり，相対化に逃げるようで，そういうのは怖いよう。

[navecin]

一般論としてはその通りだけど経済を知らない経済財政担当相とか、弁護士の役割を否定する弁護士とか、軍事史を知らない軍人（のトップ）とか、間違った意見がダイレクトに悪影響を及ぼす場合は別だと思う。

[kurokuragawa]

なるほど