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恒星進化コード「MESA」を使ってみる②: 大質量星(15太陽質量)をHe燃焼終了まで育てる
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恒星進化コード「MESA」を使ってみる②: 大質量星(15太陽質量)をHe燃焼終了まで育てる
恒星は内部での核融合反応でエネルギーを得て輝き、成長していきます。主系列段階では、水素を燃やしHe... 恒星は内部での核融合反応でエネルギーを得て輝き、成長していきます。主系列段階では、水素を燃やしHeへ変換していきます(HR diagram で最初右上へ向かう)。星の寿命のほぼ全てが、この主系列段階に費やされます。水素がほとんど消耗されると、星を支えるため中心温度を上げる必要があり、一旦星は少し収縮します(HR diagram で左上へ向かう)。水素が燃やし尽くされ、ほとんど He だけのコアが形成され、コア全体の温度も高くなり、その外縁部で水素の殻燃焼(shell burning)が始まります。この時、コアは重力収縮を続け、中心部の圧力が高くなり、水素殻燃焼付近の圧力勾配がきつくなることで、外層が外側へ押し出され大きく膨らみます。これが主系列星から赤色超巨星への進化です。この後、重力収縮を続けるコアでは次第に温度が上昇し、最終的には He を燃やせるようになります。今回は、この He を