｢自立する力｣を相続できない子が貧困になる

貧困の連鎖はどのように起きているのか 前回の記事（｢子供の貧困｣は約43兆円の所得を吹き飛ばす）では、子どもの貧困の社会的損失を推計するために、「進学率や中退率を改善することで所得が向上する」という日本の社会構造を前提に話を進めてきた。しかし、さまざまな当事者たちにインタビューを行った結果、進学1つとっても学力以外の要素が大きな影響を及ぼしていることがわかってきた。いったい、子どもの貧困問題、なかでも貧困の連鎖は、どんな構造によって起きているのだろうか。 そこで大きなヒントとなるのが「社会的相続」という概念である。社会的相続とは、明確に定義されていないが、「『自立する力』の伝達行為」と理解していただくのが良いと思う。ポンペウ・ファブラ大学政治社会学部教授のエスピン＝アンデルセンは、「社会的相続は、所得と同等かそれ以上に重要である」と指摘している。 こちらの図表は、社会的相続を概念図化したも

[quick_past]

あんたたち含め権力や企業寄りの人間が、コミュニケーションを求めることばかりで自分からはコミットせず、高い一定水準のマルチスキル人間ばっか求めるのをやめたらどうよ。

[nenesan0102]

SNEPや引きこもりの人のかなりの割合が発達障害、知的障害、LDなどを持って生まれた個体だというのを考えると、いかにしてこの人達を社会適応させるかが鍵になると思うのに大規模な調査が全然なされないよね

[umeten]

はいはい、「自己責任」「自己責任」、と。コレで満足だろ？

[straychef]

そもそも親からの十分な資産（直接分と装置分）の財産相続がなければ話にならんのだよ