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LINE大躍進の陰で複雑化する「親子関係」
複雑な資本関係 LINEが急成長する過程で、親会社のネイバーはグループ構造を大きく変えてきた。それ... 複雑な資本関係 LINEが急成長する過程で、親会社のネイバーはグループ構造を大きく変えてきた。それまではNHNとその100%子会社のNHNジャパンという単純な関係だったが、昨年、NHNとNHNジャパンは社名をそれぞれネイバー、LINEへと変更。サービスブランドと社名を一致させた。 併せて、オンラインゲーム部門を企業分割。そちらに従来のNHNブランドを残した。NHNエンターテインメント(以下、NHNエンタメ)はネイバーと同様、韓国証券取引所に上場しており、ネイバーの出資比率は9.5%にすぎない。 このグループ再編により、韓国本社が検索ポータルのネイバー、その傘下の日本法人がLINEを率いる体制を整えた。実際、ネイバー本社の広報は「LINEサービスのヘッドクオーターはLINEだ」と回答している。 が、実際はそう単純でもない。グループの資本関係、取引関係は、極めて複雑に絡み合っており、ネイバーや