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『不道徳教育』 ウォルター・ブロック | 考えるための書評集
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『不道徳教育』 ウォルター・ブロック | 考えるための書評集
すぐれた本である。世の中の不道徳なことが、それを禁止することによってもっと悪い方向に転がることを... すぐれた本である。世の中の不道徳なことが、それを禁止することによってもっと悪い方向に転がることを教えてくれる本である。 つまりは道徳や福祉を強制すると、まったく逆の悪い方向に効果をよぼしてしまうのである。人間の意図は、それとは逆の効果をもたらすのである。まるで老荘思想のようだが、だから自由市場の神の見えざる手に任せたほうがうまくいくというわけである。 この本は1976年に発表され、アメリカで大きな話題を巻き起こしたそうだが、「2ちゃんねらー」や「ホリエモン」といった最新のキーワードも頻出しているのは、橘玲という訳者が「意訳」や「超訳」しているわけである。 自由主義者の主張を具体的な事例で説明する手腕には驚かされる。ミルトン・フリードマンの『選択の自由』もそうだったが、人間の計画や禁止が社会にいかに悪い方向や逆の方向に導くのかという説明にはいつもながら驚かされる。 人間の称賛されるべき道徳や