論文を書かない研究者も“クビ”にならない…問題をかかえる日本の「大学教育」

※写真はイメージです 日本の大学教育の課題は何か。国際日本文化研究センター名誉教授・元所長で、妖怪研究の第一人者である小松和彦氏は、大学教員のプロフェッショナリズムや競争を促す制度が必要だと指摘。 さらに新型コロナ禍によって世界に閉塞感が漂うなか、日本人が比較文化論の研究を進め、複眼・多眼的視点を身に付ける必要性を説く。（聞き手：Voice編集部・中西史也） ※本稿は『Voice』2021年3⽉号より⼀部抜粋・編集したものです。 学者は研究業績で評価されているか ――小松先生は長年、妖怪やシャーマニズムについて研究し、2012年から20年までは国際日本文化研究センター（日文研）の所長を務めました。現在の大学教育の問題点をどうお考えですか。 【小松】自然科学と人文科学双方にいえますが、まず研究が細分化されすぎて、大局的な視点が疎かになっています。全体を俯瞰する「鳥の目」をもった研究者が少なく

[iinalabkojocho]

大学教育のためと称した運営雑務を減らして研究時間をもっと確保させてあげてほしいです。その基準で研究しない人はあかん人。

[aceraceae]

大学という教育機関だからというのもあるけど研究者というより教授という先生になることがあがりになってしまっている以上はしかたがない感じもする。教育者と研究者をもっと別けるべきだと思うけど。

[segawashin]

学問分野や大学の特性無視して語られても困るし、教育も立派な大学教員の仕事なんだけどな。なお記事中では変な言及されてるけど、アメリカでも大学間格差はどでかいし、研究に専心できる教員なんてごく一部よ。

[syst-funct-morphol]

今は論文数を任期更新の条件とする大学も多いと思います。それが良いかは一概に言えませんが。

[o-kojo2]

十把一絡げにすな

[ameshonyan]

雑用ばっかで論文書けないやんけとブチギレて先生辞めた人を知ってる

[ysync]

「このような競争やプロフェッショナリズムを促進する仕組みを」それが学術分野でも有用かをまず調べて論文でも書けば？ｗ

[asamaru]

就職が極端に難しい、セカンドキャリアを市場や社会に丸投げ。研究者の人気が激減している。プロスポーツみたいにするのであれば、一部だけ見ないで、全体をよくよく考えるべきだと思う。

[synonymous]

懐かしい感じの議論だ

[vkgofboston]

論文を書く研究者ばかり大学に集めたところで、一定割合の書かなくなる(書けない)研究者が不思議とあらわれる。個人の責にフォーカスし、国の施策や構造問題を追求しない与太話がまだ幅を利かせているのか。

[Outfielder]

「論文を書かない研究者がクビにされない」政治活動ばかりやってる研究者とか？

[akanama]

“日本の大学における最大の問題は、論文を書かない研究者がクビにされないこと。研究業績をあげていないにもかかわらず、学生に対する講義をこなしていれば、それだけで大学から重宝されてしまう”

[norinorisan42]

その研究&教育機関がそこで研究したくなるだけ(そのポストを得るための競争したくなるだけ)の魅力があるか、とかそういうのもあわせて考えるべきなのでは、とかも思ったり/個人の怠慢だけなのだろうか

[Fuggi]

140字の論文を量産してるじゃん。