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台湾で新政権発足 中台関係の行方 | オピニオンの「ビューポイント」
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台湾で新政権発足 中台関係の行方 | オピニオンの「ビューポイント」
今年1月の台湾総統選挙の結果、蔡英文政権の副総統を務めた頼清徳氏が勝利したが、頼氏が率いる新政権が... 今年1月の台湾総統選挙の結果、蔡英文政権の副総統を務めた頼清徳氏が勝利したが、頼氏が率いる新政権が20日に発足した。頼氏は最近、新政権の安全保障政策などを担当する要職の人事を発表したが、蔡英文政権の路線を継承する姿勢を示す顔ぶれとなった。 ●中国、頼氏を台湾独立派と警戒 4月10日に国民党政権を率いた馬英九元総統が北京で習近平氏と会談した中、頼氏は4月25日の記者会見で中国に対して前提条件を付けずに民進党政権との対話に応じるよう呼び掛けた。 中国は蔡氏や頼氏の民進党を台湾独立派と警戒し、対話を一方的に拒否している。では、頼政権のもとで中台関係はどうなっていくのか。 まず、頼政権は米国や欧州、日本との関係を重視していくことは間違いない。蔡英文政権の8年間で中台関係は冷え込んだが、米国や欧州の政治家や代表団が相次いで台湾を訪問し、双方は自由や民主主義といった価値観の重要性を幾度も確認し合い、蔡