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我が九条(その3)−九条道家 - 我が九条
九条道家は本郷和人氏によれば「朝廷を『統治するもの』として再生する役割を、かれは果たした」と評価... 九条道家は本郷和人氏によれば「朝廷を『統治するもの』として再生する役割を、かれは果たした」と評価されている。彼は記録所を復興し、「徳政」つまり適材適所の人材登用と、制度の整備によって人々の訴えに耳を傾けることに努力を傾けた。道家の改革以前の朝廷は「女性を口説く洗練された物腰と、飢餓に瀕した民衆を救わんとする真摯さと。どんなに資料を調べてみても、貴族の間で共感と尊敬を集めたのが前者であることは、動かしがたい事実であった」と評される状況であった。つまり「統治」する主体ではなかったのだ。道家の改革によって実務に明るい中級貴族が登用され、人々の訴えは通じるようになった。道家自身、飢饉にあたって飢える人々、病に倒れる人々を見て為政者としての責任を感じ、彼らを救済することによって、天災である飢饉を乗り切ろうとした。(本郷和人『人物を読む 日本中世史』講談社メチエ、2006年) 貧困に苦しむ人々を「自己
2009/05/06 リンク