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エッセイ > 台北婦女救援基金会訪問レポート--台湾慰安婦と女性の人権博物館オープンを前に 牟田和恵
今年12月に台北で、台湾人慰安婦問題の解決をめざし歴史を記録する博物館がオープンします。これを前に... 今年12月に台北で、台湾人慰安婦問題の解決をめざし歴史を記録する博物館がオープンします。これを前に、9月4日、準備にあたっておられる台北婦女救援基金会(Taipei Women’s Rescue Foundation)を訪れ、代表のカンさんと国際渉外スタッフのケンさんに、お話をうかがうことができました。 台湾の慰安婦問題 基金会は、貧しさのために女児が売春に追いやられる人身売買の防止をめざして、1987年に設立された組織です。以来、DV問題にも取り組み、1992年からは、台湾の慰安婦問題の解決に向けた活動を始めました。 日本ではあまり知られていませんが、台湾でも、日本軍の慰安婦とさせるため、多くの女性たちが被害に遭いました。その数は約2000人と推定されています。 1992年以来、被害者の女性たち(韓国のハルモニと同様、「おばあさん」という意味で阿媽(アマー)と呼ばれています)がカムアウト
2015/06/06 リンク