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ブレクジットを迎える英国の大学の苦悩 - 廣畑 貴文|論座アーカイブ
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ブレクジットを迎える英国の大学の苦悩 - 廣畑 貴文|論座アーカイブ
英国は2016年6月23日に実施された国民投票で欧州連合(EU)から離脱することを決めた。当日ドイツでの会議... 英国は2016年6月23日に実施された国民投票で欧州連合(EU)から離脱することを決めた。当日ドイツでの会議に参加していた筆者は、一夜にして為替レートが1割下がるという経験をした。当時の首相の思いつきで行われた投票は、その後の英国の政治・経済に大きな混乱を招いている。離脱まで半年を切ってようやく離脱に向けた暫定合意の目途が立ち、英国の経済などへの影響を最小限に食い止める努力が最終局面を迎えようとしている。しかし、英国の大学で研究と教育に携わる筆者は、前途多難と感じずにはいられない。 英国の大学の厳しい研究環境 まず、英国の大学の研究費の実情を説明したい。学生数に応じて研究室に配分される基盤経費はもともと非常に少ない。筆者が所属するヨーク大学では博士課程学生1人につき年間3万円程度である。また、博士課程の学生を雇用するためには奨学金の支給が必須であるので、競争的資金を獲得して奨学金を用意する