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中国を悩ます北朝鮮
2月19付英Financial Times紙で、前米国務次官補のKurt Campbell米Asia GroupのCEOは、中国は、北朝鮮の... 2月19付英Financial Times紙で、前米国務次官補のKurt Campbell米Asia GroupのCEOは、中国は、北朝鮮の核実験を深刻に受け止め、中国新指導部周辺では、北朝鮮の緩衝国としての役割に疑問を呈する者が出ている、と述べています。 すなわち、北朝鮮の3回目の核実験は、主として中国に向けて取られた措置であり、中国で最も深刻に受け止められている。そもそも、中国と北朝鮮の関係は、仮想のイデオロギー的連帯と深い相互不信が複雑に絡み合う関係であった。朝鮮戦争での犠牲を共有し、中国が金王朝体制を長く支援してきたにも拘らず、両国間に愛情は無かった。 中朝関係は、幾つかの時期を経ている。第1期は、朝鮮戦争とそれに続く時期である。中国は北朝鮮に味方して参戦したが、北朝鮮を救う為というよりは、「帝国主義」の軍隊が自らの国境に迫ることを阻止する為であった。休戦以来、北朝鮮は、米軍と中国