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安倍首相の靖国参拝 日本はどのように外交を立て直すか
安倍晋三首相が、就任1周年に当たる12月26日に靖国神社を参拝した。これに対して、国内外からすでに厳... 安倍晋三首相が、就任1周年に当たる12月26日に靖国神社を参拝した。これに対して、国内外からすでに厳しい批判がわき起こっている。今回の参拝は決して「電撃」ではなかった。秋以降首相周辺から年末参拝の情報は流れており、ある意味既定路線だった。それでも、環境さえ整えば参拝を見送る可能性はあったはずだ。では、なぜ参拝を見送る環境が整わなかったのか。まずこの命題に答えることが、これからの日本の外交を立て直すために不可欠だろう。 強硬姿勢を強める中韓に「失望」し、 参拝に踏み切ったか 安倍首相は、靖国参拝は心の問題なので、外交問題になること自体がおかしいと繰り返し表明していた。第一期政権で靖国を参拝できなかったことを「痛恨の極み」とし、任期中の靖国参拝を「国民との約束」と考えていた。外交上の配慮から首相や閣僚が靖国神社に参拝できない現状の固定化を避けたいと考え、参拝するタイミングを見計らっていたのだ。
2014/01/07 リンク