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危機あおり無法状態に 視標「憲法と個人・政治」 東京大非常勤講師 栗原康
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危機あおり無法状態に 視標「憲法と個人・政治」 東京大非常勤講師 栗原康
ひと昔前まで、憲法といえば護憲か改憲か。やかましいくらい議論されていたけど、今ではあまり元気がな... ひと昔前まで、憲法といえば護憲か改憲か。やかましいくらい議論されていたけど、今ではあまり元気がない。必要がなくなったのか。安倍晋三政権時代に安全保障法制が成立。争点だった9条が骨抜きにされている。 いや、憲法の条文自体が意味をなさなくなったのかもしれない。とりわけ2011年以降、東日本大震災と東京電力福島第1原発事故を経験して、政治家たちは気付いてしまったのだ。危機は支配の究極原理であると。 例えば安保法制。中国と北朝鮮の脅威をあおり、ミサイルが飛べばJアラート。前代未聞の危機だと騒いで、安倍政権はあからさまに憲法を無視。何せ前例のない、緊急事態なのだ。既存の法秩序では対応できない。ならば国のトップの決断だと、強権を発動して法案を通してしまった。 新型コロナウイルス禍に世界中でやられてきたのも同じことだ。危機をあおり、非常事態宣言。例外状態なのだ。そしたら憲法に反しようが、人権侵害になろう