ソニー、カセット式ウォークマンの国内販売を終了

都内のソニー歴史資料館に展示されている初代ウォークマン「TPS-L2」（2009年7月1日撮影）。(c)AFP/Yoshikazu TSUNO 【10月26日 AFP】ソニー（Sony）は25日、カセットテープ式の携帯音楽プレーヤー「ウォークマン（Walkman）」の国内販売を終了したと発表した。 ソニーの広報は、顧客の音楽鑑賞スタイルの大部分がデジタル・オーディオに移行し、需要が減少していたためと説明している。 1979年に登場したカセット式ウォークマンは、音楽鑑賞スタイルに革命をもたらしたが、最近ではアップル（Apple）の携帯音楽プレーヤー「iPod（アイポッド）」の日陰の存在になっていた。累計販売台数は2億2000万台以上。 ソニーは今後、カセット式ウォークマンを中国で生産し、北米、欧州、アジアへの輸出を継続する予定だ。(c)AFP