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パシュミナ種のヤギ2万5千頭が餓死、供給滞る恐れ インド
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パシュミナ種のヤギ2万5千頭が餓死、供給滞る恐れ インド
インド・スリナガル(Srinagar)近くの研究所で撮影された、クローン技術で生まれたパシュミナ種のヤギ... インド・スリナガル(Srinagar)近くの研究所で撮影された、クローン技術で生まれたパシュミナ種のヤギの子(2012年3月15日撮影、資料写真)。(c)AFP 【3月7日 AFP】インドのヒマラヤ山脈を襲った大雪により、高級スカーフなどに使われる毛織物の原料となるパシュミナ種のヤギ2万5000頭近くが死に、パシュミナウールの供給が滞る恐れが出ている。地元自治体が5日、明かした。 中国との国境に接するインド北西部ラダック(Ladakh)地方では、数千人の遊牧民がパシュミナ種のヤギを育てている。ここで毎年作られる最高品質のパシュミナウール約50トンは、隣のカシミール(Kashmir)地方に運ばれ、1枚800ドル(約7万5000円)の値が付くこともあるスカーフやショールに生まれ変わる。 だが今年、チャンタン(Changthang)地域はここ50年弱で最大規模の大雪に見舞われ、牧草の上に90セン