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絶滅危機のノコギリエイ、ワニになすすべなし
豪ウエスタンオーストラリア州のフィッツロイ川で、オーストラリアワニにかみつかれた若いノコギリエイ... 豪ウエスタンオーストラリア州のフィッツロイ川で、オーストラリアワニにかみつかれた若いノコギリエイ(2017年4月13日公開)。(c)AFP/MURDOCH UNIVERSITY/DEPT OF PARKS AND WILDLIFE 【4月13日 AFP】のこぎりのような頭部で知られる、オーストラリア原産のノコギリエイがワニにかみつかれている珍しい画像が公開され、絶滅の危機にあるこのエイが、ワニやサメといった捕食生物に対してほとんど防衛手段がないことが明らかとなった。 画像は豪マードック大学(Murdoch University)が公開したもので、オーストラリアワニが幼いノコギリエイにかみついている様子が捉えられていた。研究者らによると、海ではメジロザメなどの捕食生物にも標的とされるノコギリエイは、成長すると体長約6メートルにまでなるが、生後、成体になって海に戻るまで5年ほど川の上流で過ごす