四川・九塞溝の地震で追悼式 犠牲者に敬意を払う

地震の被災者の方々に敬意を払うため、花をたむける救助隊員たち（2017年8月15日撮影）。(c)CNS/周旺波 【8月17日 CNS】中国・四川省（Sichuan）九寨溝（Jiuzhaigou）で起きた地震で、亡くなった人たちの追悼式が15日午前、九塞溝県城の新区文化芸術広場で行われた。 家族を含む被災者のほか、地震救助隊の司令部や緊急救助部隊、中国人民武装警察部隊、中華人民共和国人民警察、救急隊と中国民兵が約2300人集まり、1分間の黙祷をささげた後、地震の犠牲となった人たちに敬意を払うため、花をたむけた。 8日夜に発生した地震では、25人が死亡、6人が行方不明となっており、けがをした人は525人に上る（13日午後8時時点）。約2万世帯の17万人（観光客含む）が被災し、約7万軒の家屋に被害が確認され、うち76軒が倒壊した。被害は、同省アバ・チベット族チャン族自治州（Ngawa Tibet