ウクライナ政府軍と独立派、東部要衝から撤退開始 ロとの首脳会談へ前進

ウクライナ東部ドネツク州を訪れ、地図を前に将校らの説明を聞くウォロディミル・ゼレンスキー大統領（中央）。ウクライナ大統領府が撮影・公開（2019年10月14日公開）。(c)STR / AFP 【10月30日 AFP】ウクライナ政府軍と親ロシア分離独立派は29日、双方が同国東部ルガンスク（Lugansk）州の要衝ゾロテ（Zolote）から撤退を始めたと明らかにした。 ウクライナ東部の情勢をめぐっては、同国のウォロディミル・ゼレンスキー（Volodymyr Zelensky）大統領と分離独立派を支援するロシアのウラジーミル・プーチン（Vladimir Putin）大統領との間で、仏独首脳の仲介による重要な会談が予定されており、撤退はその実施条件となっている。 撤退の開始は政府軍がフェイスブック（Facebook）上で発表したほか、監視に当たる欧州安保協力機構（OSCE）も確認。ロシア政府高官も

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