蘇州税関、ビスケットに紛れ込ませて密輸した大麻を押収

【3月12日 Xinhua News】中国江蘇省（Jiangsu）南京（Nanjing）税関所属の蘇州（Suzhou）税関緝私（密輸取り締まり）分局と地元公安機関はこのほど、合同で取り締まりを行い、1件の薬物密輸の摘発に成功した。大麻50グラム余りを押収、容疑者1人を逮捕した。10日、南京税関が明らかにした。 同分局は海外から蘇州へ郵送された申告書の品名欄に「ビスケット」と書かれた小包を確認中、異常を発見した。包装は普通の食品と変わらないが、開封したところ特異なにおいを発し、大麻密輸の疑いが持たれた。地元公安機関と共同で詳細に調べを進め、容疑者が引き取りに現れたところを逮捕した。 捜査によると、容疑者は仮想通貨取引で海外から大麻を購入。売人は大麻製品をカップ麺の調味料やビスケットといった、ありふれた食品に偽装して、国際郵便で中国に輸出していた。事件は現在、さらなる捜査が進められている。(c