コロナ禍、支援なければ貧困国で甚大被害も 医療リソース不足で子ども120万人死亡の恐れ

コートジボワール・アビジャンでポリオワクチンを摂取する子ども（2005年2月25日撮影、資料写真）。(c)KAMBOU SIA / AFP 【4月24日 AFP】世界銀行（World Bank）や先進国が主導的役割を担って立ち上げられた女性や子どもの健康改善を支援する資金調達プラットフォーム「グローバル・ファイナンシング・ファシリティ（Global Financing Facility）」は23日、途上国で新型コロナウイルスへの対応に限られた医療リソースが割かれた場合、子どもと母親の死亡率が年内に45％増加する可能性があると警告した。 学術誌ランセット・グローバル・ヘルス（Lancet Global Health）が査読中の研究論文によると、アフリカ・アジア・中南米の貧困国が医薬品、人工呼吸器、防護用品の支給や現場支援を早急に受けられなければ、これらの国々では今後6か月で子ども120万人、