仏大学の献体センターで遺体腐敗、ネズミの食害 捜査を強化

フランス・パリの救急車（2020年5月5日撮影、本文とは関係ありません）。(c)PHILIPPE LOPEZ / AFP 【7月10日 AFP】仏パリの検察当局は9日、科学研究のため献体された遺体が放置されて腐敗し、ネズミに食べられているとの報道を受け、予審判事が捜査を始めたと発表した。 昨年11月に週刊誌レクスプレス（L'Express）がこのスキャンダルを報じていた。初期の捜査を行った検事から予審判事に「遺体保全違反」についての捜査が引き継がれた。 レクスプレス誌によると、パリ第5大学（Paris Descartes University）の献体センターで、ひどい状態になった数千人の遺体が見つかった。 同誌は2016年に写真が撮影されたこの場所で、衣服を身に着けていない状態で切断された遺体が積み重ねられ、あちこちに散乱していたと伝えた。胴体から切り離されて床に転がっていた頭部もあり、集

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“パリ第5大学（Paris Descartes University）の献体センターで、ひどい状態になった数千人の遺体が見つかった。”

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