つる植物の特異な「葉の温室」 91歳の自然ボランティアが発見 山形

山形県立自然博物園で指導員を務める長岡信幸さんが気づいたミヤマニガウリの特異な葉。京都大学提供の写真（撮影日不明、2020年10月7日提供）。(c)AFP PHOTO / KYOTO UNIVERSITY / Shoko SAKAI 【10月14日 AFP】葉を果実の周囲に巻き付け、保護的な微気候（狭い範囲の気候）を提供するつる植物の「特異な葉」を山形県自然指導員を務める91歳のボランティアの男性が見つけた。研究論文がこのほど、発表された。 この植物は、ウリ科植物の「ミヤマニガウリ」だ。植物の葉にはさまざまな大きさや形のものがあり、通常は光合成で重要な役割を果たすが、このミヤマニガウリの場合は、葉が繁殖に関係するという一風変わった特徴がある。 英学術専門誌「英国王立協会紀要（Proceedings of the Royal Society B：Biological Sciences）」に掲

[barringtonia]

セイタカダイオウのように繁殖器官を低温から保護する構造を持つ植物が日本にもある、という話。掲載誌のProceedings Bは生態学ではトップクラスの雑誌。論文こちら https://bit.ly/3kdtmJn cf.温室植物 https://bit.ly/37ehKlk

[arajin]

「ミヤマニガウリ」「夏の間は未発達だった両性株の一部の葉が大きくなり、互いに重なり合って未成熟の果実の周囲に繭のようなものを形成する」「包葉（ほうよう）」

[agrisearch]

月山山麓の「ミヤマニガウリ」「この「果実を包む葉」が生育期の終わりごろに生成され、周囲の葉を除去した場合との比較では最大4.6度の温度差が確認されたとしている」

[goldhead]

"ミヤマニガウリに見られる特徴的な葉は、種子の入った果実を包み、より低温の環境下でもその生成を促進できるという"

[nyankosenpai]

直接人間の役に立たない植物の研究って、季節に合わせてずっと付き合わないといけないから、民間での研究が増えないと進まない分野だと思う

[kako-jun]

植物版の被服気候ですね。進化すると重ね着もするかも？

[kamei_rio]

"この「果実を包む葉」が生育期の終わりごろに生成され、周囲の葉を除去した場合との比較では最大4.6度の温度差が確認されたとしている。"

[quick_past]

つるの植物の特異な～に見えた(;´Д`)

[myogab]

奇形や病気が進化の切っ掛けになってたかもだし、更に進む過程の形態やもね。ほおづきを連想、あちらは萼だけど。

[bokmal]

“この奇妙な葉の「温室」に興味を抱いた長岡さんがミヤマニガウリに関する情報をインターネットで検索し、生態学研究センターの記事を見つけたことをきっかけに研究が進んだ” 91歳

[machida77]

ミヤマニガウリの果実の生育のための包葉という葉の研究。