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もはや「敵ではない」…復権するタリバンにロシアが接近
ロシア・モスクワで行われたアフガニスタン情勢に関する国際会議の前に、アフガン政府およびイスラム主... ロシア・モスクワで行われたアフガニスタン情勢に関する国際会議の前に、アフガン政府およびイスラム主義組織タリバンの代表と写真撮影に臨むロシアのセルゲイ・ラブロフ外相(中央、2018年11月9日撮影)。(c)Yuri KADOBNOV / AFP 【8月20日 AFP】アフガニスタンで多くの国が大使館を閉鎖し、職員らの国外退避に躍起になっているさなか、ロシアはじっと動かずにいる。反政府武装闘争を続けてきた旧支配勢力タリバン(Taliban)が、首都カブールに到着するのを待ち受けてきたからだ。 イスラム強硬派タリバンの起源は1980年代、旧ソ連軍のアフガン侵攻に抵抗した紛争にさかのぼる。だが、タリバンに対する現在のロシアの見方は実利的だ。 アナリストらによると、ロシア政府は複数の軍事基地を持つ中央アジアにおける権益を守ることを重視し、自国に隣接する地域で政情不安やテロの可能性が広がることは何とし
2021/08/20 リンク