英ロンドンで護身術学ぶ女性急増 相次ぐ殺人事件で

【11月12日 AFP】英ロンドンで護身術を教えている「アーバン・フィット・アンド・フィアレス（Urban Fit and Fearless）」では、初参加者はまず、心に傷を負った出来事がないかどうか尋ねられる。ロンドンでは最近、女性を狙った殺人事件が相次いでおり、受講する若い女性が増えている。 受講している26人のうち、3分の2が女性だ。その一人、ローラ・トンプソン（Laura Thompson）さん（29）は「多くの女性、特にロンドンに住んでいる女性は今、かなり怖がっていると思います」とAFPに語った。 ロンドン南部で今年3月、サラ・エバラード（Sarah Everard）さん（33）が徒歩で帰宅中に行方不明になった。犯人は現職の警察官で、誘拐、強姦（ごうかん）、殺人の罪で終身刑を言い渡された。この事件を機に、英国内では女性の身の安全をめぐって怒りと不安が広がった。 エバラードさんの事

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"エバラードさんの事件の1年ほど前には、ロンドン北西部の公園で、ビバア・ヘンリー（Bibaa Henry）さんとニコール・スモールマン（Nicole Smallman）さん姉妹が男に刺殺される事件が発生"。