アルビノのガラパゴスゾウガメの赤ちゃん、一般公開 スイス

スイス西部セルビオンのトロピカリウム動物園で一般公開されたアルビノのガラパゴスゾウガメの赤ちゃん（2022年6月3日撮影）。(c)Fabrice COFFRINI / AFP 【6月4日 AFP】スイス西部セルビオン（Servion）のトロピカリウム動物園（Tropiquarium Zoo）で3日、先月生まれた珍しいアルビノ（先天性色素欠乏症）のガラパゴスゾウガメが一般公開された。 皮膚は白く、目は赤い。体重は50グラムほどで、手のひらに収まる大きさだ。 アルビノは、肌や髪、目のメラニン色素がほとんど生成されない遺伝子疾患で、動物では視力や聴力の低下を伴うことがある。 ガラパゴスゾウガメは国際自然保護連合（IUCN）のレッドリスト（Red List）に記載されており、寿命は最長200年。通常、皮膚や甲羅は黒く、飼育下でも野生でもアルビノの個体が確認された例はない。 フィリップ・モレル（Ph