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Amazon.co.jp:カスタマーレビュー: 滝山コミューン一九七四
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Amazon.co.jp:カスタマーレビュー: 滝山コミューン一九七四
60年代末〜70年代に繰り広げられた首都圏、 特に都内近郊の団地化についてのノンフィクション。 団地的... 60年代末〜70年代に繰り広げられた首都圏、 特に都内近郊の団地化についてのノンフィクション。 団地的に均一化されたライフスタイルに加え 「個人の尊重」という核家族的価値観がいよいよ顕在化した結果、 逆転現象的に集団主義が強まったという話が興味深い。 団地的なライフスタイルは、ソ連の共産主義的なライフスタイルと 類似しているのだという指摘を読めば、 なぜ都市部で共産党や社会党が躍進したのかについて分かりやすい。 「戦後」という時代の終わりが見えはじめ 人々が大きな「変化」を求めた時代の話でもある。 そのような時代的、土地的背景で初等教育を受けて育った世代の話は 世代論としても社会学の一冊としても面白く読めた。 西武線沿線、東久留米あたりの新興団地「滝沢団地(公団)」で 当時著者の通った小学校が、本書の舞台となっている。 首都圏では中学受験にはじまるエリート主義が過熱し、競争社会が生まれた。