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こんな土地はイヤだ
土地を売るときは、いかに素晴らしい土地かということをアピールしますが、相続税を計算する時は逆です... 土地を売るときは、いかに素晴らしい土地かということをアピールしますが、相続税を計算する時は逆です。 いろいろケチをつけて土地の評価を下げて相続税を安くします。 その例を紹介していきます。 題して「こんな土地はイヤだ」 第1回は「うなぎの寝床」(奥行価格、奥行長大、間口狭小) 間口が狭く奥行が長い土地のことを”うなぎの寝床”と呼んだりします。 京都などに多く風情はありますが、使い勝手はもう一つ。 建て方や間取りも制限されますし、貸すにしても一人にしか貸しづらい。 このような土地には3種類の減額率を用います。 ①間口狭小補正率 間口の狭さに応じて1~20%減額。普通住宅地区で間口が4m未満なら10%減額。 ②奥行価格補正率 奥行の長さに応じて1~20%減額。普通住宅地区で奥行が30mなら2%減額。 ③奥行長大補正率 間口と奥行の合わせ技でいかに長細いか判定。奥行÷間口の値に応じて1~10%減額