ＪＲ高山線の不通区間に代行バス 復旧は今週末か 岐阜：朝日新聞デジタル

豪雨によって土砂が線路に流れ込んだ岐阜県下呂市萩原町上呂地区のＪＲ高山線の現場では２日、土砂撤去作業が続いたが完了せず、復旧は今週末になる見通しという。ＪＲ東海は、不通となった飛驒萩原駅と飛驒小坂駅の区間で、代行バスによる輸送を本格化させた。 この日は上り下り計２１本の代行バスのダイヤを組み、大型バスを運行させた。午後２時４０分飛驒小坂駅着のバス４台には、欧米人やアジア人観光客を中心に約５０人が乗車。大半は高山観光を目的とする人たちで、同駅から高山方面への普通列車に乗り込んだ。 上海から妻と飛驒地方を訪れた会社員の謝一欣さんは日本旅行約２０回で初めてのトラブルという。「時間が多少かかるのは残念ですが、代行バスの準備もスムーズ。上海の地下鉄でこうしたトラブルが起こればもっと混乱します」と話していた。ＪＲは名古屋などから高山までの乗車券を持っている人には無料で代行バスを利用してもらうとしている

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