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名古屋城新天守の木造許可、来春以降にずれ込み:朝日新聞デジタル
名古屋市が、今月中に予定していた名古屋城天守木造化計画の文化庁提出を断念した。石垣保全を重視する... 名古屋市が、今月中に予定していた名古屋城天守木造化計画の文化庁提出を断念した。石垣保全を重視する有識者の了承を得られず、文化庁に受理されなかった。市が目指す2022年末の新天守完成は、厳しさを増している。 「『7月中はなかなか厳しいと言ってちょうだい』と(職員に)言われています」。河村たかし市長は30日の定例会見でこう述べ、提出断念を認めた。 市は月内に木造化計画を文化庁に提出して今秋に許可を得る予定だったが、今月13日の有識者会議「石垣部会」で計画の土台となる石垣調査結果の了承を得られなかった。それでも市は20日に計画を文化庁に提出しようとしたが、「有識者と認識が一致していない」と拒まれたという。 これによって文化庁での審議も遅れ、許可は早くても来年5月になることが確実となった。市は19年9月から現天守を解体し、20年6月に木造新天守を着工する計画だが、許可が来年5月も間に合わなければ、
2018/07/31 リンク