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山形)拡大写本を図書館に寄贈 新庄藩藩主家の子孫:朝日新聞デジタル
新庄藩主戸沢家の15代当主の戸沢充さん(69)=東京都在住=が、視力の弱い人も読みやすいように、... 新庄藩主戸沢家の15代当主の戸沢充さん(69)=東京都在住=が、視力の弱い人も読みやすいように、歴史小説などの拡大写本を山形県新庄市立図書館に贈り続けている。きっかけは、新庄藩に関わりのある時代小説を発表している作家の今村翔吾さんとの縁だ。 戸沢さんは、一般社団法人霞(かすみ)会館(東京都千代田区)でボランティアの福祉事業委員として拡大写本を作り、各地の施設に寄贈している。また、新庄藩江戸屋敷の大名火消しを「ぼろ鳶(とび)」として小説シリーズにしている今村さんの大ファンだという。昨年の新庄まつりで新庄市を訪れ、今村さんと会食した際「ぼろ鳶」シリーズ最初の小説「火喰鳥(ひくいどり)」を拡大写本にすることを提案し、今村さんは快諾した。 この時、同席した市立図書館の高橋一枝館長に、拡大写本について尋ねたところ「目の弱い高齢者にはぜひ必要」とお願いがあり、毎月、贈ることにした。 霞会館の作成する拡
2019/08/29 リンク