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「逃げ上手の若君」諏訪頼重のミニ企画展 「大祝」系図や黒曜石も:朝日新聞デジタル
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「逃げ上手の若君」諏訪頼重のミニ企画展 「大祝」系図や黒曜石も:朝日新聞デジタル
1月から週刊少年ジャンプで連載中の「逃げ上手の若君」に登場する実在した諏訪の殿様、諏訪頼重に焦点を... 1月から週刊少年ジャンプで連載中の「逃げ上手の若君」に登場する実在した諏訪の殿様、諏訪頼重に焦点を当てたミニ展示が長野県諏訪市の同市博物館で開かれている。10月17日まで。 「逃げ上手の若君」は人気漫画家、松井優征さんの作品。鎌倉から南北朝期の物語で、主人公は滅亡した鎌倉幕府の後継者、北条時行。頼重は鎌倉から時行を救い出し、諏訪にかくまい、養育しつつ戦う。1335年、時行を擁して鎌倉を一時奪還した戦いは「中先代の乱」と呼ばれている。 展示コーナーの名は「若君から見る諏訪頼重」。頼重が生き神である「大祝(おおほうり)」だったことを示す系図や、「逃げ上手の若君」に出てくる乙事(おっこと)諏訪神社、八栄鈴(やさかのすず)のパネルなど10点が展示されている。小口千穂館長は「常設コーナーには謎の多い『大祝』関係の展示のほか、『逃げ上手』に出てくる黒曜石もあります。ぜひ併せて見てください」。(依光隆明