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検査キット足りない 「診断遅れ重症増えたらクライシス」現場懸念も:朝日新聞デジタル
新型コロナウイルスの検査が、オミクロン株の感染急拡大に追いついていない。短時間で結果がわかる抗原... 新型コロナウイルスの検査が、オミクロン株の感染急拡大に追いついていない。短時間で結果がわかる抗原検査キットは各地で不足し、政府も自治体も確保に追われる。無症状の段階から感染者を把握し、感染抑止と早期治療につなげる体制は機能不全に陥り、抜本的な見直しを迫られている。 コロナの検査には、発熱した人や濃厚接触者に公費で実施する「行政検査」と、症状がなくても抗原検査キットや民間の検査機関などで自費や無料で自主的に受ける検査がある。 「本来なら、希望者全員を検査したいが、キットの数や体制にも限りがある。いま検査を実施するのは『症状があるお子さん』に限っています」。そう話すのは東京都渋谷区の「マーガレットこどもクリニック」の田中純子院長だ。年明けから検査希望者が急増し、熱がある子どもの診察に時間が取れなくなる状況にもなりかねず、24日から検査に制限を設けた。田中院長は「保育園のお子さんで陽性が発覚した
2022/01/26 リンク