「こんなこと言うてないよな」 取調室に入った弁護士が調書を見ると：朝日新聞デジタル

パイプ椅子に腰かけた片山和成（かずなり）弁護士（47）は、隣に座った男性（39）に尋ねた。 「こんなこと言うてないよな？」 兵庫県内の警察署の取調室。男性の手元には、目の前の警察官から手渡された供述調書があった。任意の取り調べを踏まえ、「男性の発言」としてまとめたものだ。 片山弁護士が取り調べの最中、受け答えの内容を書いていたメモと照らし合わせると、それと異なる部分が次々と見つかった。 「これはあかん。こんな調書ができてしもたら罪を認めたことにされるで」 「逮捕のリスクは高まるかもしれへんけど、サインしないで帰るのも手やで」 片山弁護士がそう告げると、男性は言った。「ねじ曲がった調書ができるぐらいなら……」 署名をすれば、その供述調書は法的な効力を持ち、意図に反する内容でも裁判の証拠になりうる。男性はサインをせず、片山弁護士とともに警察署を離れた。 取り調べが始まって3時間が過ぎていた。

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署名押印拒否権は取調べにおける告知義務に含まれるべき。 > 片山弁護士が隣にいなければ、署名を断る発想もなかったという

[totoronoki]

取調室に弁護士と一緒に入れないのはダメだと思うわ。それなら調書の証拠能力も低くすべき。警察が作文する背景を知りながら調書を重要に扱う司法もある意味グル。

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よくある調書文言でミーム化してしまった「むしゃくしゃしてやった。誰でも良かった。今は反省している。」なんか、「むしゃくしゃ」なんて単語今の時代誰が使うねんと思うしなあｗ

[shidho]

全文読んではいないけど、目撃者で調書取られたとき細かいところ全然違ったので一つ一つ直してまわったら1時間くらい聴取が時間かかったことがある。別に自分に関わりないところであれやられると信用なくすと思う。