維新市長に百条委設置迫る 公明など、大阪・守口市 補助金を問題視：朝日新聞デジタル

大阪府守口市の文化や芸術事業に向けた「市社会教育関係団体補助金」をめぐり、市議に説明がないまま交付団体が拡大されたとして、市議会が地方自治法100条に基づく「百条委員会」を設置する見通しとなったことが7日わかった。 市議会事務局によると、公明、自民らの市議らが6日、百条委設置のための臨時議会の招集を請求。瀬野憲一市長（大阪維新の会）は26日までに臨時議会を招集する必要があり、開催されれば過半数の賛成で百条委が設置されるという。設置案は賛成多数となる見込み。 市議らが問題視しているのは、昨年度は50万円の予算だった補助金が今年度100万円に増額し、スポーツの大会も補助対象に加わったことだ。 増額案を含めた今年度予算は3月に成立していたがその後、公明、共産、自民などの市議が「予算の細部の審査を担う委員会でも一切説明がなかった」「予算編成の最終段階で、唐突に増額されたような形跡がある」などと主張