米アップル、iPad新機能やプライバシー保護強化を発表へ

米アップルは７日に始まる世界開発者会議（ＷＷＤＣ）で、「ｉＰｈｏｎｅ（アイフォーン）」と「ｉＰａｄ（アイパッド）」用基本ソフトの大規模アップデートを発表する。同社のアプリ販売市場「アップストア」の方針に対し、開発業者の間で批判が強まる中での開催となる。 バーチャル形式で行われるＷＷＤＣでは「マック」と「アップルウオッチ」、「アップルＴＶ」のソフトのアップデートや、アプリ制作で開発業者が利用できるツールも発表する。データ収集を制限する新たなプライバシー保護のほか、健康状態のトラッキング、通知・メッセージ機能も公表する計画。アップル幹部らはさらに、上級ユーザー向けに機能と魅力を高めるアイパッド用ソフトの大幅な改善を披露する。 アップストアの方針を巡っては一部の開発業者が批判を強めており、不満を公にするようになっている。 アップルＣＥＯ、アプリ市場のルール正当性主張－エピックとの裁判で アップル