トルコ地震死者3.5万人、米国務長官現地訪問へ－手抜き工事で逮捕者

トルコ南部で発生した大地震は13日で発生から一週間が経過し、同国南東部と隣国シリアの死者は合計３万5000人近くに達した。なお多くの行方不明者の捜索と救出が続く一方、大規模な建物の倒壊を受け、トルコ当局は建築業者への調査を拡大した。トルコの死者数は２万9605人に増え、シリアでは少なくとも5273人が亡くなった。 北大西洋条約機構（ＮＡＴＯ）加盟国であるトルコとの連帯を示すため、ブリンケン米国務長官が同国を月内に訪問する。トルコの関係者２人を引用し、ロンドンに拠点を置くニュースサイト、ミドル・イースト・アイが伝えた。国務長官のトルコ訪問は地震の前から準備されていたというが、国務省はこれまで公表していなかった。 トルコのボズダー法相は、６日の地震発生以降、トルコとシリアで数千棟の建物が倒壊し、手抜き工事を行った疑いで134の請負業者が調査ないし捜査の対象になっていると明らかにした。 法務省か

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"ＡＰ通信によると、トルコの建築法は耐震基準を満たしているが、基準に沿った工事が行われることはめったにないという"。トルコの死者数は29,605人に増えシリアでは少なくとも5,273人が亡くなった、と。