フィディリティなど投資家集団、ＡＩスタートアップに１兆円超の出資

クラウドコンピューティング提供の米コアウィーブは、フィディリティ・マネジメント・アンド・リサーチが率いる投資家集団に少数株式を売却したことを明らかにした。同社は人工知能（ＡＩ）競争で最先端を走るスタートアップ企業の一角。 カナダのオンタリオ州投資管理公社（ＩＭＣＯ）、ジェーン・ストリート、ＪＰモルガン・アセット・マネジメント、ナット・フリードマン氏やダニエル・グロス氏、ゴアンナ・キャピタル、ズーム・ベンチャーズも今回の出資に参加した。ブルームバーグ・ニュースが先に報じた内容をコアウィーブが確認した。 部外秘の情報だとして、匿名を条件に語った複数の関係者によると、今回の株式取得による同社の評価額は70億ドル（約１兆270億円）相当だという。モルガン・スタンレーがアドバイザーを務めた。 コアウィーブの共同創業者で最高経営責任者（ＣＥＯ）のマイケル・イントレーター氏は、電子メールで発表した声明文