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「新電力」の自業自得なのか?卸価格“超”高騰で露見した「いまだに未成熟」日本電力市場の課題
12月下旬〜1月上旬にかけてのJEPXの取引価格は、最大で250円/kWhを超える時間帯もあった。 出典:経済産... 12月下旬〜1月上旬にかけてのJEPXの取引価格は、最大で250円/kWhを超える時間帯もあった。 出典:経済産業省 電力需給及び市場価格の動向について参照 みんな電力の担当者は、 「価格高騰が起きていた3週間の平均価格は、1kWhあたり79.8円と通常の10倍ほどでした。30分ごとの金額と約定量を計算すると、総額1兆5000億円を超えることになります。これは、年間取引額を超える金額が(わずか3週間で)小売事業者から発電事業者に移動したことを意味しています」 と、今回の市場価格高騰の異常性を語る。 自由市場における取引である以上、値動きがあるのは当然だ。しかし、たった3週間の取引額が、年間の取引総額を上回る状況は、果たして適正な市場といえるのだろうか。 今回の価格高騰による新電力の負担は、事前にリスクヘッジできていなかったことによる「自己責任」なのだろうか? 説明会には、中立的な立場から電
2021/02/12 リンク