株式公開の準備を進めるSHEINが直面する問題とその影響…内部情報を知るアナリストが解説

現在、シーイン（Shein）は新規株式公開（IPO）に向けて準備を進めているが、新たな監視の波に直面する可能性がある。 ファストファッションの人気は大陸をまたいで広がる一方、論争も巻き起こしている。ピーク時の評価額が1000億ドル（約15兆5000億円、1ドル=150円換算）だったシーインは、ティックトック（TikTok）を所有するバイトダンス（Bytedance）とイーロン・マスク（Elon Musk）のスペースX（SpaceX）に次ぐ、世界で第3位の株式非公開企業だったこともある。 そしてテクノロジーを活用するファストファッション大手ブランドであるシーインは、早ければ今年中にも米国で上場する可能性がある。 シーインの創業者であるスカイ・シュー（Sky Xu）（ヤンティエン・シュー、英語名ではクリス・シューとも）は、2008年に中国でウェディングドレスを販売するeコマースサイトの｢ZZK