楽楽精算のラクス、Sansanと激戦へ。請求書受領の新サービス投入へ｢シェア1位とる｣

経費精算のクラウドサービス｢楽楽精算｣などで知られるラクスが6月26日、請求書受領のための新サービス｢楽楽請求｣を7月1日から発売、10月から提供開始すると発表した。 請求書の受領サービスでは、Sansanが提供する｢Bill One（ビルワン）｣がシェア1位を獲得している。 この日の記者会見で、楽楽クラウド事業本部長の吉岡耕児氏は｢ビルワンはエンタープライズに強いが、我々は中小企業に強みを持っている。顧客基盤を生かして顧客数でシェア1位を達成したい｣と話した。 ラクスは2000年に創業。経費精算の｢楽楽精算｣のほか、請求書発行の｢楽楽明細｣、販売管理の｢楽楽販売｣、勤怠管理の｢楽楽勤怠｣などバックオフィスのSaaSを展開している。 ｢楽楽精算｣と｢楽楽明細｣は、それぞれの市場で導入社数でシェア4割を獲得しており、シェア1位を誇る。 2015年12月に東証マザーズに上場（現在は、東証プライ