飛騨川バス事故、慰霊の塔解体決まる バイパス工事、遺族「安全につながる」：中日新聞Web

岐阜県白川町の国道４１号で一九六八（昭和四十三）年、集中豪雨による土砂崩れに巻き込まれたバス二台が飛騨川に転落し、観光客ら百四人が犠牲となった事故で、現場近くに立つ慰霊碑「天心白菊の塔」が十月にも取り壊される。大雨による土砂流出や落石の危険の解消を目的に、国道４１号のバイパスができるためだ。町は撤去を決め、連絡がつく一部の遺族に伝えた。塔の隣の石碑は移設する。 （渡辺大地） 現場付近の国道４１号は、飛騨川と切り立った斜面の間を走る。バス事故から半世紀以上がたった今も土砂災害の心配は消えず、雨量規制で通行止めになる。

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「大雨による土砂流出や落石の危険の解消を目的に、国道４１号のバイパスができるためだ。町は撤去を決め、連絡がつく一部の遺族に伝えた。塔の隣の石碑は移設する」http://kankou.town.shirakawa.gifu.jp/study_01_mk_tensin.htm