名古屋市、保健センター態勢拡充 退職者や大学職員応援：中日新聞Web

名古屋市は三十日、新型コロナウイルスの感染対策に当たる全十六区の保健センターの職員態勢を、これまでの約六百人から六百五十人に拡充したと明らかにした。感染力の強いデルタ株の流行で八月下旬以降、コロナ患者が急増しており、保健センターの態勢強化でこれ以上の感染拡大を食い止めたい考えだ。 （池内琢） 「市内で一日に千人を超す感染者が出る極めて厳しい状況。ワクチンの集団、大規模接種会場の予約率もほぼ１００％となっている」。この日、市役所で会見した中田英雄副市長は悪化を続ける市内の感染状況に危機感をあらわにした。

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「感染力の強いデルタ株の流行で八月下旬以降、コロナ患者が急増しており、保健センターの態勢強化でこれ以上の感染拡大を食い止めたい考えだ」