さぁ年末、交通安全県民運動 松平健さん呼び掛け「ヘルメット着用を」 ：中日新聞Web

年末の交通安全県民運動の出発式が一日、県庁で開かれた。豊橋市出身の俳優・歌手で県高齢者交通安全広報大使を務める松平健さん（６８）が、歩行者や自転車利用者の事故防止と安全確保のため、反射材の活用や自転車に乗る際のヘルメット着用を呼び掛けた。 大村秀章知事は、新型コロナウイルスの感染状況が落ち着いているとして「人と車が動き、年末ということで交通事故が心配。コロナと交通安全にしっかりと取り組んでいく」とあいさつ。松平さんは各種の反射材を紹介し「とにかくドライバーに目立つように使ってほしい」と話した。 運動は十日まで。夕暮れ時と夜間の事故防止、飲酒運転などの悪質・危険な運転の根絶、自転車の安全確保と交通ルール順守の徹底を重点に掲げる。県内の交通事故死者は十一月末現在で百六人と、前年同期より三十五人少ない。ただ、十一月は前年同月より五人多い十九人が死亡し、県は十一月十七〜二十六日に今年初の交通死亡事