スルメイカ 今季終了 小木港水揚げ 一隻207トン、依然厳しく：北陸中日新聞Web

能登町の小木港を拠点とする県漁協所属の中型イカ釣り船十一隻のスルメイカの今季水揚げ量が、一隻あたり二百七トンほどになったことが、県漁協小木支所の集計で分かった。記録的不漁だった一昨季の百六トン、昨季の百七十九トンは上回ったが、外国船違法操業や北朝鮮・ロシアのミサイル訓練などの影響で依然厳しい状況が続いている。 小木港では二十八日朝、中型イカ釣り船「第８６永宝丸」が、冷凍スルメイカ約五十トンを今季最後に水揚げした。他の十隻は終えている。永宝丸の水揚げを合わせ、冷凍スルメイカの小木港での今季水揚げ全体は約二千五百五十トンとなり、一部未集計のものを合わせると最終的に二千六百トンほどになる見込み。支所担当者は「今季は七〜九月は比較的調子が良かったが、秋以降はとれなくなった」と話した。 昨季、漁場を広げようと約二十五年ぶりに三千キロ以上離れた場所へ船が向かった北太平洋でのアカイカ漁は、今季三隻が実施

[kaku_q-karakuwa]

（中日）能登町の小木港を拠点とする県漁協所属の中型イカ釣り船十一隻のスルメイカの今季水揚げ量が、一隻あたり二百七トンほどになったことが、県漁協小木支所の集計で分かった。