二俣町の商店街に新店続々 高齢者支援、空き店舗解消：中日新聞しずおかWeb

地域の人口減少に伴って店が減っていた浜松市天竜区二俣町の商店街「クローバー通り」に、新店が次々と開店している。コロナ禍でネット通販が普及したのとは反対に、「お互いに顔の見える売り買い」に価値を置く店主や客が集まり始めている。 （南拡大朗） 先月二十五日、こだわりの生鮮食品や地域の特産加工品などを売る「森のマルシェきころ」が商店街の真ん中にオープンした。一九七三年開業で昨年閉店した「天竜ファミリータウン」の跡地で、同じ衣料雑貨店チェーンのイケダヤ（同区）を中心とした企業組合が運営する。 前の店では二〇一八年にスーパーが撤退後、地域の高齢者の買い物が難しくなり、創業百年以上のイケダヤが初めて食品を手掛けることを決めた。野菜の生産者を招くなどの催しも計画し、観光客も含め人が集まる場所を目指している。

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クローバー通りについての記事です。